4月23日(土)、24日(日) 狭山池まつり

 狭山池築造1400年記念行事の最大イベントである狭山池まつりが、2日間行われました。広報が行き届いていたせいか、初日から例年の2倍近くの人出があったように思います。舞台会場の龍神舞台の設営及び撤去も担当する狭山高校では、この時期運動系クラブが春季大会に出払っており、手が足りるか心配でしたが、準備に160名(生徒会、放送部、ダンス部、吹奏楽部、軽音楽部、演劇部、野球部、陸上部、男子バレーボール部)、片づけには何と270名(生徒会、放送部、ダンス部、音楽部、軽音楽部、茶道部、演劇部、野球部、サッカー部、男子硬式テニス部、男子ソフトテニス部、卓球部、女子バスケットボール部)もの生徒が手伝いに来てくれ、感激しました。設営や片付け作業には、特に、OB/OGの力が侮れません。33期の濱田君を中心に10数名の先輩たちが力を発揮してくれました。

 今回は、記念行事の一環ということで、2日目の最後に「狭山高校ステージフェスタ」を開催することができました。龍神舞台では、書道部、音楽部、ダンス部、軽音楽部がパフォーマンスを行いました。軽音楽部とダンス部のコラボもありました。同じエリアで、茶道部が野点を、美術部がボディ・ペインティングを行いました。吹奏楽部は23日の冒頭で、演奏を行い、狭山池外周を行進しました。龍神舞台の企画・運営に生徒会も参加し、司会の一部を放送部が行いました。また、演劇部の有志は、記録映画の製作に携わりました。また、生徒有志が募金活動を行い、PTA役員の方々がパンフレット配布に協力してくださいました。

 記念行事ということで、23日夜は、灯火輪の点火式を挟んで、有名なアーティストが多く呼ばれ、雨が降り出したにもかかわらず、座席も埋まり熱気に包まれました。米国で活動しているHannaさんや関西をベースに活動しているshya7のメンバーが呼ばれていました。

 今回は、冒頭で開会式が行われ、市長あいさつ、市議会議長あいさつのあと、さやりんのパフォーマンスがあり、そのあと狭山高校校長あいさつが入り、実行委員長の開会宣言です。校長があいさつするとは破格の扱いです。私は、お祝いの言葉とともに、龍神舞台で狭山生を育ててもらっている、という話をしました。舞台でのパフォーマンスだけではなく、企画・運営、司会・案内、会場の設営・撤去等あらゆる活動を経験する中で、生きる力を育んでいます。毎月末土曜日の狭山池クリーン・アクションも含め、地域に役立っているということを生徒が実感して成長につなげてほしいと願っています。今後も、大阪狭山市に所在する唯一の府立学校として、地域活動を繰り広げていきたいと宣言しました。狭山生の活躍に気が付いてくださる地域の方が増えるといいですけどね。