２５日（土）、第７ブロックＰＴＡ連絡協議会総会が松原商工会議所で行われ、総会後行われた講演はとても示唆に富むものでした。
「思春期の子どもとのかかわりに大切なこと」と題して、佐谷力氏の講演が行われました。佐谷先生は、化粧品会社のセールス中に教育に携わりたいと一念発起し、小学校教諭、府立高校教諭、管理職を務め、大阪府教育委員会、教育センターで勤められました。現在は、常磐会学園大学国際こども教育学部教授です。
「子どもの共感性を育てる」には、観察学習と体験学習が必要であり、共感性は生まれつきではなく育てるものだということです。また、子どもの願いは、①家族が仲良しなこと、②見守って聴いてくれること、③認めてくれること つまり、愛されているという実感を持てるようにすることが大切だということを、実例を交えて楽しく聴かせてくださいました。最後に、つながり改善のあいうえおとして、「挨拶回復、行ってらっしゃい、うなずき深く、笑顔で呼ぶよ、お前の名前」と、紹介してくださいました。