10月2日(日)~5日(水) 修学旅行

 狭山高校の修学旅行は、異文化・自然の中でのアクティビティーを通じて経験を積み重ねることと、仲間づくり・仲間との協力・クラスの団結等を通して、成長することを目的に行っています。

 今年は北海道に行きました。ルスツリゾート及びニセコのNAC(ニセコ・アドベンチャー・センター)で、自然を満喫しかつ北海道を肌で感じるアクティビティーを行いました。生徒たちは多くの場面で初めての体験をしたと思います。渓流釣りでは、ミミズを触ったことがない女子生徒が頑張って糸ミミズを釣り針につけました。全員が半日尻別川でラフティングを行い、冷たい川の中で泳ぎました。乗馬体験やノーザンホースパークで、生まれて初めて馬に乗る経験をした生徒もいます。ジャム作りで意外とさわやかな風味のポテトジャムを作りお土産にした生徒、チーズやアイスクリームを堪能した生徒もいます。キャラメル作りに男子生徒が多くいて、私は彼らをキャラメル男子と呼びました。ボルダリングで腕がパンパンになった生徒たちもいます。(まずは足が先ですけどね。)その他マウンテンバイク、トレッキング、カヌー、カヤック、パークゴルフ、牧場体験、フルーツ狩り、レザーワーク等、自分で選択するものとクラスで選択するものがあり、天候の影響で一部変更になりましたが、思い思いの組み合わせで楽しめたのではないでしょうか?

 ルスツリゾート2日目の夜に行った全体レクリエーションでは、個人やチームの発表だけでなく、全員が活動できる「北海道〇×クイズ」や「ミニ運動会」、最後には「輪になって踊ろう」をみんなで歌い、一つになれたような気がします。また、音楽とレーザー光線で演出された前衛的な花火のショーがあり、その時ちょうど雨も上がり、一生忘れられない思い出になることでしょう。3泊目は、ニセコひらふペンション村でのクラス毎の宿泊でした。クラス全員が密集体形でクラスレクを行うという、また学年全体とは異なる活動もしました。3年前に比べ、ひらふペンション村には外国資本がどんどん入り、ペンションが乱立していました。でも、とても懐かしい場所です。

 修学旅行の最後は「小樽」という定番のコースで、生徒たちは仲間との食事・買い物等を楽しみました。看護士さんにお世話になった生徒も若干はいますが、多くの生徒はよく食べ、よく寝て、思い切り活動し、元気いっぱいでした。

 大阪への帰り便は台風18号の影響で欠航も予想されていましたが、無事離陸したもののどこへ着陸するのか不明の状態が続きました。伊丹空港近くの上空では2つの便が30分以上も上空待機をし時々揺れを感じながら、奇跡的に30分遅れで伊丹空港に無事着陸しました。とてもとても運がよかったと思います。

 修学旅行の様子は、本校HPの2年生(修学旅行)の欄に多くの写真が掲載されとぃます。今年の修学旅行も、生徒たちは様々なことに挑戦し一段と成長した素晴らしい修学旅行でした。