1月27日(金) 演劇部でアクティブ・ラーニング

 26日(木)の放課後、演劇部が模擬裁判劇を行うということで、私たち教員は裁判員として参加しました。テーマは、「介護疲れによる実母の殺害」は承諾殺人か否か、です。部員は、被告人を挟み、検察側と弁護人側に分かれ、質問、証人尋問、論告、弁論を行います。それぞれの役を演じ切ることで、演劇の技能を身につけます。準備の段階では、検察側と弁護人側それぞれのチームでどのように論理を進めるか等話し合うことで、アクティブ・ラーニングになっていると思います。

 また、静止画作りで物語等出典を当てる、というチーム対抗の取り組みも行いました。ある物語から特徴的な3つの場面を切り取り、身体を使って表現するというものです。

 最後は、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」のとおりに並び、一言ずつセリフを考えるというものです。2回目に、どのような状況で描かれた絵であるかを説明することにより、その後のセリフが見事に変わるところが面白かったです。考えて表現することは、とても大切な行為ですね。