ディベート ~国会議員のクオーター制~

日本の国会議員選挙において、候補者クオーター制を導入し女性の候補者を30%以上とするよう各政党に義務付けるべきである。

肯定の立論はクオーター制を導入することによって、育休や産休制度の見直しができ、女性の地位向上につながるという点でした。

否定の立論は女性が政治参加したいと思わない人に議員をさせるべきではなく、ルールを作ってしまう女性の自分で成長したいと思うことを否定してしまい男女差別に繋がってしまうという点でした。

否定から肯定への質問は政治参加したくない女性が60%を超えているのに国会議員をやらせるのか、クオーター制よりも先に育休や産休を見直すべきではないか、という点でした。

肯定からは60%を超えているグラフは本当のものなのかわからない、という回答でした。

肯定から否定への質問は韓国ではクオーター制により女性の候補者が増えているというデータがあるが、どう思うのか、という点でした。

否定からは、そもそも女性の候補者をルールで増やすことが良いことではない、という回答でした。

否定からの反論は、クオーター制はルールを作ることで男女逆差別をしてしまうことになってしまう、という点でした。

肯定からの反論は、男女逆差別は世代的な問題ではある程度必要である、という点でした。

どちらの意見も根拠がしっかりとしていました。

会場も圧倒されていました。