実験部の研究成果がまとめられました!

 6月4日にこのブログで紹介した実験部の女子チーム(アレロパシー班)の研究成果が纏まったということで、私のところにも1冊持ってきてくれました。

 内容は、本校校門前のアドプトロードに咲いている「ナガミヒナゲシ」というオレンジ色の花の持つ「アレロパシー(他感作用)」に関する研究だそうです。二通りの方法を用いて、この植物の葉には成長期、つぼみ期、結実期を通じて、他の植物の発芽・発根を阻害する成分があること、根や茎には葉のように強い阻害作用は認められないことを明らかにしたそうです。

 ある現象に注目し、仮説を立て、長い時間と手間をかけ、実験を重ねて根拠を積み上げながら実証していく。まさに学問の王道を行く取り組みで、その成果を読んで、校長としてたいへんうれしく誇らしく感じました。

 実験部の皆さん、今後もさらに研鑽を積んでより一層の成果を得られるよう期待しています!

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