今日は朝から英語の授業を見学しました。1限目は1年生のコミュニケーションイングリッシュです。最初に小テストを行ってから答え合わせです。それが終わってから本時の内容の内容を CDの音声を聴いて音読していました。しっかり声の出ている人が3分の1くらいでしょうか。今、3年生は結構リスニングで苦労しているようです。1年生の皆さんも2年後を少しだけ想像して頑張ってくださいね。積極的に質問する生徒が何人かいてくれるのがうれしかったです。
2限目は2年生のコミュニケーションイングリッシュです。サッカー部キャプテンO君の、自分のクラスのこの授業が楽しいから見に来てほしいとのリクエストに答えました(笑)。こちらも最初に小テストと答え合わせからスタートです。授業の方は、先生がオールイングリッシュで説明を進めながらポイントとなる所で生徒に質問します。生徒が答えるのは英語でも日本語いいのですが、ほとんど英語で答えていました。途中で「ガンダム」の話題になりましたが、今の高校生は「ガンダム」を知らないのですね。知識としての必須事項が漏らさず確認されることや、授業の最後にペアワークを行って定着を図る点がいいと思いました。
3限目は再び1年生のコミュニケーションイングリッシュです。こちらでも最初に小テストを行っていました。授業の方は、プリントにまとめられた本文のサマリーや内容の真偽、要約、QAについて、生徒が答えを黒板に書き、答え合わせしながら先生が要点を解説していくという進め方です。今日の本文の冒頭に「Those who cannot remember the past are condemned to repeat it.」という文が紹介されていましたが、私は泉陽生、特に1年生の皆さんに「Those who cannot prepare for the future are condemned to be a loser.」という一文を送りたいです。
4限目は1年生の英語表現です。今日は動名詞について学習していました。音読と理解の深化にポイントを置いた授業で、どうしてそう表現するのか具体例を示されて説明していただけるので、きちんと覚えていけばしっかり力が付くと感じました。この授業では、「When I first came to Japan, I was shocked by the sound of Japanese people eating noodles.」に思わず反応してしまいました。日本人にとって、音を立てずに麺類を食べるのって難しいですよね(笑)。あと、野球部の男子生徒が非常に元気よかったです。顧問のF先生、ー度見てあげてください。
5限目は2年生の英語表現です。小人数展開授業で、今日の内容は「比較」に関するものでした。問題を解きながら先生が要点について説明されます。今日は「flea market」が話題に上がっていましたが、私も昔は「蚤の市」という日本語と英語が自分の中で結び付いていませんでしたので、「フリー」をfreeだと思っていました。この授業で一番印象に残ったのは「The sooner,the better.」です。「先んずれば即ち人を制し、後るれば則ち人の制する所と為る」と言います。何でも早く始めるに越したことはありませんよね。あと、ある程度覚える作業の伴う科目は楽しく覚える工夫が必要です。私は洋楽で英語表現を結構覚えられた気がします。
6限目は2年生のコミュニケーションイングリッシュです。こちらもリスニング、ディクテーションの小テストからスタートです。その後、今日の授業内容として分詞構文について学んでいました。3限目の授業もそうでしたが、本時のポイントがきちんと生徒に示されるのがとてもいいと思います。また、分詞構文に変換する際の手順が具体的に示されるので分かりやすかったです。さらに、答えをペアで確認するのもとてもいいと思いました。一人だけ当たる場合だと40回に1回しか当たりませんがペアだと2回に1回ですので、考える頻度は確実に上がると思います。音読もみんなよく声が出ていました。ちなみにバスケット部キャプテンO君の「『My body』の『My』の前に省略されている接続詞は何なのか」という質問素晴らしかったです。
7限目も2年生のコミュニケーションイングリッシュです。こちらも空所補充と並び替えの小テストを行ってから授業がスタートです。初めに前の時間の振り返りとして、教科書に書かれていないことを答える質問をされましたが、理解の深化という点で素晴らしいと思いました。こちらの授業でもペアで本文の意味を確認する作業が行われていました。ちなみに、ジャンケンで負けた方が日本語に訳すのですが、中には負け続ける生徒もいたりします(笑)。授業全体を通じて、自分たちで考えて作業する時間がたくさん設定されているのがたいへん良かったです。一番面白かったのはやはり教科書で描かれている状況を真似て「Ⅰ love Jody」をやってみることでした。体験記憶として生徒の頭に確実に残ったと思います。一番眼の大きいサッカー部M君、お疲れ様でした!