1年生、今日は職業セミナーを行いました!

 1年生は今日の3・4限目に職業セミナーを行いました。このセミナーでは社会の様々な分野で活躍されている方から実際の仕事現場の様子ややりがい、その仕事に就くためにはどのようなことを学べばよいかなどの話をお聞きします。そのお話を通じて、生徒に職業観を持ってもらうことを目的にしています。

 今日お越しいただいたのは大阪地方検察庁や堺市役所、日赤病院、毎日新聞社、NTT西日本、田辺三菱製薬、大和ハウスなど社会の第一線で働いていらっしゃる様々な職業をお持ちの15人の方々です。

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 どの教室でも生徒たちは熱心に講師の方のお話に聞き入っていましたが、私が特に印象に残ったのは看護師の方のお話でした。京セラの創始者稲森和夫氏の「人生・仕事の結果は、考え方×熱意×能力という一つの方程式で表すことができる」というお言葉を引用して看護師という仕事のやりがいについて説明していらっしゃいました。以下、ご説明の概略です。

 『能力』(有無により1から100までのレベル)に『熱意』(これも1から100まで)という要素を掛けるのだそうです。さらに『考え方』(正誤があるので-100から+100まで)を掛けたものが、人生や仕事の結果を表すということでした。能力が100で熱意が100で考え方が-100なら恐ろしい結果になります。逆に能力・熱意ともに1しかなくても考え方がプラスなら確実に何かに貢献できることになります。

 『人生や仕事の結果=能力(1~100)×熱意(1~100)×考え方(-100~+100)』

 先日の2年生の進路講演会で奇しくも『考え方』について話をしたところでした。基本的に泉陽生は能力・資質に恵まれていると思っています。だからこそ余計に熱意と考え方次第で、振れ幅が大きく変わってしまいます。そういう泉陽生を毎日見ながら、私が校長として一番課題に感じているのが、「泉陽生の考え方をどっちの方向にどう育てるか」ということです。何が正解なのかは私自身まだまだわかりませんが、今日のお話を聞いてとりあえず自分自身の考え方は常に+の方向に向けるよう心がけたいと思いました。