音楽部、昨夜はテレビでしっとりと歌い上げました!

 昨日お知らせしました通り、音楽部が歌う「君死にたまふことなかれ」がNHKBSプレミアム「新日本風土記『堺』」の中で紹介されました。歌の詞は言わずと知れた与謝野晶子さんの「君死にたまふことなかれ」、作曲は本校OBの作曲家石若雅弥さんという100%混じり気なしのピュア泉陽の作品です。顧問のI先生からは「ほんの少ししか映らないかもしれませんが...」とお聞きしていたのですが、なんのなんの。生徒たちが懸命しっとりと歌い上げる様子がしっかりと紹介されていました。

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 番組の中では歴史の重みに裏打ちされた堺の魅力がたくさん紹介されていました。もともと京阪沿線で生まれ育った私にとって堺は、同じ大阪にある距離的には「近い地」でありながら、精神的には教科書に出てくる「遠い地」でした。泉陽高校に来た当初、学校周辺にお寺が多いのに驚きました。また「サビエル公園」という名称は最初冗談かと思いました(笑)。千利休の屋敷跡や与謝野晶子の生家が近いことには少なからず感動を覚えました。

 そう言えば最近読んだ小説「立花宗茂」の中に、九州の大友宗麟が豊臣秀吉に下るために初めて大坂を訪れるくだりがあります。海路を進んで大坂まで来た宗麟が上陸したのが「堺」、しかも宿にしたのが泉陽高校の北にある大きなお寺「妙国寺」だと書かれていました。考えれば多くの歴史上の人物が本校辺りの道を歩いているのですね。またまた少し感動です。

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