今日の第1弾は花壇の紹介と国語の授業見学です!

 昨日音楽部の生徒がアドプトロードの花壇の手入れをしてくれたとSNSで知りましたので、朝の天気のいいうちに様子を見に行きました。確かに雑草がきれいに取り除かれて花の美しさが一段と映えていました。

 女子ハンドボール部の生徒たちも少し前に規定に手入れしてくれました。手前から「ハンド」の形に植えられているのがお分かりいただけますか?

 校内では玄関横の八重桜が一気に咲き出しました。また藤棚の藤も花が咲きだしています。中庭の花水木も日当たりのいいものから順に咲き出しています。特に藤棚は近づくといい香りがします。

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 今日の授業見学は国語です。1限目は3年生の古典。春休みの課題「助動詞」の確認テストから答え合わせの後、授業の進め方について説明があり、最後にテストの解説を行っていました。時間と労力はかかりますが、古文読解をする上で助動詞の意味と用法をきちんとマスターするのはとても重要なことです。3年生の皆さん、頑張ってくださいね。さて、ここで質問です。「来ぬと」は「きぬと」と読みます。では、「来」を「こ」と読む場合、一般的には次のどれになりますか? ①「来ざりと」 ②「来ざると」 ③「来ずと」  (答えは古典の担当の先生に聞いてくださいね)

 2限目は2年生の現代文。「情報の彫刻」と言う評論文で、テーマは「書籍とは何か?」。丁寧に言葉の文中での定義を一つずつ正確に押さえながら先生が授業を進められるので、作者の言いたいことがたいへん分りやすかったです。授業の中で「ペーパーレス」が話題に上がっていましたが、極力荷物を減らしたいものぐさな私は基本的にペーパーレスです。メモは電子ペンでスマホに手書き、予定もアドレスもすべてクラウドに置いてスマホやパソコンで利用しています。数少ない例外がお財布と読書用の本ですか?もっともお財布の中も極力ものを少なくしていますが。(笑)

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 5限目は3年生の文理混合クラスに9人しかいない文系生徒だけでI先生に現代文を教えていただくという贅沢な授業です。内容は先日見学した授業と同じく、「寛容と不寛容」を学習していました。説明で、「不寛容に対して不寛容で接すれば必ず最後は暴力に行きついてしまう。避けられたかも知れぬ犠牲を生む。怨恨と猜疑が対立の激化を長引かせる。」とありましたが、まさにその通りだと人類の歴史が物語っています。寛容(理性)と不寛容(感情)がせめぎ合う現代の中で、生徒たちには寛容な人生を送ってほしいですね。ところで、今日は難読な訓読みの言葉がたくさん出てきました。3年生の皆さん、次の①から③までの漢字読めますか? ①「猜む」 ②「恣」 ③「悶える」

  6限目は3年生の国語総合です。今日は「竹取物語」の解釈に取り組んでいました。CMでは夫婦になっているかぐや姫と桃太郎ですが、時代考証を踏まえて「かぐや姫と桃太郎は結婚できるのか?」という謎解きをやっていました。生徒に知っているお伽話を答えさせていましたが、みんな意外なくらいにお伽話知らないのですね。今の高校生はもはや日本昔話の世代ではないのかな?あと十二支と時刻と方角に関連して「乾坤一擲」が出てきましたが、3年生の皆さん、進路実現の際には「乾坤一擲」にならないで済むようにくれぐれもお願いします。

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 7限目は2年生の現代文で、担当の先生の初めての授業ということで自己紹介からスタートです。昨日、矢野顕子のコンサートに行かれたとおっしゃってましたが、久しぶりに名前を開きました。さすがに生徒は誰も知らなかったですね。また、来週から漢字のテストがあるそうで「コツコツ一歩ずつ確実に。3年生になってからでは間に合わない。」とおっしゃっていました。まさにその通りです。2年生の皆さん、今からコツコツ頑張ってくださいね。授業の内容は2限目と同じ「情報の彫刻」でした。先生が提示されたフレームに基づいて生徒たちが自分で考え作業しながら理解を深めます。ポイントになる部分では先生がさらに解説されるので理解が進みます。

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14期生
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「竹取物語」史実にもとずいて創作されていることをにも」ぜひ触れてください。日本史の学習にも繋がるのではと思いますが?