午後は深井駅近くにあるソフィア堺で行われる吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。
入り口を入るとすぐに受付ですが、この春に卒業したばかりの69期生たちが爽やかな笑顔で迎えてくれました。スーツ姿のためか、しばらく見ない間にすっかりお兄さんお姉さんになった気がしました。(笑)
その反対側では1年生の新入部員たちでしょうか、これまた少しはにかみながらも泉陽生らしい清新な雰囲気で迎えてくれました。
今日の演奏会は3部構成でした。第1部は生徒指揮者のKさん、顧問のisg先生、昨年度までの顧問で今年度転出されたizh先生の指揮で3曲披露してくれました。
第2部はどこかで聞いたような「あの曲の名は。」というテーマの企画ステージでした。それにしても企画よく練られていましたね。演奏はもちろん、コントもダンスもクイズも本当に楽しかったです。そういえばピンクレディーのUFO分かったので思い切り手を挙げたのですが当ててもらえませんでしたね...(涙)
そういえばisg先生くらい歌のお上手な方が下手に歌うの難しいと思いますが、子供らしく上手に下手くそに歌われていましたね。(笑)
第2部の後半はOB・OGとの合同で2曲演奏を披露してくれました。この定期演奏会は今年で25回なのですが、第1回を行われたOGの方が始めたいきさつを話されていました。自分たちは始められた演奏会がこういう風に受け継がれているってすごいことですよね。
第3部は2曲、スイング調の曲と芸文祭でも演奏した「落夏流穂」。この「落夏流穂」、ほんとうにいい曲ですね。なんだかすごく自然と人間が調和した日本の原風景の晩夏を思わせます。最初の激しめの曲調からいきなり哀愁漂うオーボエ、その次はピッコロ?(間違っていたらゴメンなさい...笑)に変わる部分が一番好きです。70期生が引退するとこの曲はもう聴けないのでしょうか?寂しいなあ...
今日の定期演奏会をもって70期生は引退となります。前にも言いましたが、私が校長として泉陽に着任した時に一緒に泉陽に入ってきたのが70期生です。これまでの泉陽高校での生活の中で、70期生が部活動に励む姿を毎日当たり前に見てきました。それが見られなくなると思うとやはり寂しい気がしますね。
そんな私の気分を最後に吹奏楽部がその明るく楽しく元気な演奏で再び明るくしてくれました。私以上に寂しい思いをしているのは本人たちと71期生なのですよね。生徒たちには本当に毎日さまざまな形で幸福感や充実感をもらっています。
吹奏楽部の皆さん、今日もまた本当にいいものを見せて?聴かせて?もらいました。70期生の皆さん、お疲れ様でした。いろいろあったと思いますが、かけがえのない大きな財産を手に入れましたね。これからも次の目標目指して頑張ってくださいね。71期生の皆さん、70期生が積み上げてくれたものの上に、自分たちの色をさらに重ねてくださいね。あなたたちなら必ずできる。なんせ「YDK」ですから。