今日は理科、国語の授業見学から1年学年集会です!

 今日の1限目は1年生の物理基礎を見学しました。内容は等加速度直線運動の復習で、公式を確認してから問題演習を行っていました。先生が「きちんとグラフを書いて公式を覚える。」とおっしゃっていましたが、先週の3年生の化学の授業で担当の先生がおっしゃっていた「イメージを確認しながら納得して書き込む。」と同じでしょうか。生徒の中にはまだまだ公式が自分のものになっていない人もいるようです。もしかしたら先生の説明を聞いて分かった気になっているだけかもしれませんので、必ずきちんと独力でできるか確認してくださいね。そのためにも宿題は今日のうちにやってくださいよ。「何でも先延ばしにしない」、これが確実に学力を身に付けるコツです。

 2限目は1年生の現代文です。漢字の小テストの後、先生が「食指が動く」の説明をなさっていましたが、今の高校生は「意味を知っている・知らない」以前に「見たことある・ない」の世界かな?今日の授業内容は評論文で「水の東西」やっていました。簡単に言うと日本と西洋の自然に対する考え方・とらえ方の違いから日本人の特性を知るというパターンの話しです。1年生の皆さん、「木を見て森を見ず」という言葉を知っていますか?現代文を勉強するときに、細部の解釈にとらわれ過ぎて作者が最も伝えたかったことを見失わないように注意してくださいね。私の場合は概論から各論へという感じで一度読んで、最後に総論を確認するように読んでいます。

 5限目は2年生の地学基礎です。前時の復習で、「地球の内部構造は地震の伝わり方、化学組成は隕石を調べる。」を確認してから、今日の内容である「地殻均衡論」について勉強していました。これは「密度の高いマントルの上に密度の低い地殻が浮いている」という考え方だそうです。なんでも、平均標高が段トツで高いのは南極大陸で2200mだそうです。残りは高くても900m超。ただし、南極大陸の場合、氷床の平均の厚さが2350mなので差し引くと逆に-150mになるそうです。今日は問題演習で、「重い氷床がなくなると浮いてくる。南極の氷がすべて融けると何m隆起するか?」と言うのにチャレンジしていました。答えは550mでしたが、本当に南極の氷が解けてしまうと海面が全世界で80m上昇するそうです。想像すると恐ろしいですね。

 6限目は2年生の理系の選択授業の物理です。今日は「斜方投射」について学んでいました。この授業では最後のまとめに必ず問題演習を行いますが、今日は解説の最後に先生が、「習うより慣れろ。今の時期はたくさん問題をこなして3つの公式をきちんと覚えて使いこなせるようになることが大事。」とおっしゃっていました。2年生の皆さん、理系の科目では必須ですので実行してくださいね。後半は新しい単元「剛体」について学んでいました。これまでは「移動」だけでしたが、これからは「並進運動」と「回転運動」についても考えていくことになるそうです。回転運動の説明の中で鉄棒の話がありましたが、「小学生の時分よりも、大きくなった今の方がより小さなカで逆上がりできるようになっている(ただし体重を考慮しなければ)。」そうです。昔、逆上がりができなかった人は一度チャレンジしてみてはいかがですか?(笑)

 7限目は1年生が体育館で学年集会を行いました。来週の遠足について、行程や買い出しなどの説明を受けていましたが、メインはクラスマッチ。体育委員が前に出て大縄跳びや40人41脚を実演してくれました。練習なしのぶっつけ本番だったそうですが、さすが体育委員。どちらも結構様になっていました。1年生の皆さん、遠足の合言葉は「仲良く、楽しく、元気良く!」だそうですのでお忘れなく!

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