今日は英語ばかり5クラス見学しました!

 今日は英語ばかり5クラス見学しました。1限目は2年生のコミュニケーションイングリッシュで、担当は今年新規採用された先生です。昨日のクラスと同じく羽生善治さんに関する内容ですが、導入部分で「この教材を扱うまで羽生さんを知らなかった」とおっしゃっていました。生徒も誰一人として羽生さんを知りませんでした。でも、羽生さんをモデルにしたらしい「3月のライオン」という映画(羽生さんの説明で動画を見ていました)はみんな知っていました。私は羽生さんは知っていますが映画は全く知らないので逆ですね。いわゆる「generation gap」というヤツですか?

 肝心の授業ですが、先生の発音が素晴らしくてネイティブの方が話しているみたいでした。また、熱心にペアで本文の暗唱の練習に取り組んでいました。何度も声に出しながらリズムに慣れる、パターンを覚ることは非常に大切だと思います。私も高校時代は英語や古文、漢文の教科書の本文は何度も読んで暗誦できるまで覚えました。泉陽生の皆さん、昨日も言いましたが頭だけでなく口でも覚えてくださいね。

 2限目は3年生のコミュニケーションイングリッシュです。最初にセンター試験対策の長文読解問題演習を行っていました。先生が「センター試験は時間との勝負」とおっしゃっていましたがその通りです。加えて本番では、時間が限られている焦りから受けるプレッシャーとの戦いでもあります。3年生の皆さん、今からしっかり取り組んで揺らぎない勝負根性を身に付けてくださいね。授業の内容は「prepare A for B」や「Few things」≒「Nothing 」、「a few」と「few」の違いなどなど、覚えることがたくさんでたいへんそうでした。後半はペアで和訳にチャレンジしていましたが、どのペアが「優秀賞」に輝くのでしょうか?

 3限目は2年生のコミュニケーションイングリッシュです。小テストから新出単語の確認、ペアで音読の練習と続きますが、みんなよく声が出ていました。「TRUE」または「 FALSE」で答える問題で、先生に「間違いないですか?」と念押しされると答えを変えてしまう人がいますが、「間違いないです」とキッパリ答えられるようになってくださいね。あと、「験を担ぐ」が話題に出ていました。なんでも本来は「縁起を担ぐ」であったそうですが、江戸時代に流行った逆さ言葉で縁起を「ぎえん」と言うようになり、それが徐々に「げん」に変化したとする説が一般的だそうです。これは知らなかったので勉強になりました。今度どこかで知識をひけらかしたいと思います。(笑)ちなみに、「験」には「仏教の修行を積んだ効果」や「効き目」などの意味があるのでこれも覚えましょうね。

 4限目は1年生のコミュニケーションイングリッシュです。授業の冒頭で「What did you do after school yesterday?」をペアで質問し合っていました。どう答えたかを先生に聞かれた生徒が、「今日のコンサートに備えてピアノの練習していた。」と答えていました。本当に今日の夕方から三国ヶ丘でコンサートがあるそうですので成功するといいですね。ちなみに、この授業もほぼオールイングリッシュでした。1年生の皆さん、しっかり英語で考えられるように今から英語脳を鍛えてくださいね。でも、英語の長文を読み解く際には国語の読解カも必要になります。日本語でできないことが英語でできるわけがありませんから。だから国語もがんばってくださいね。あ、そうだ!クジラは海で生きていますが人間と同じ哺乳類で魚類ではありませんからお間違えのないように!(笑)

 5限目は3年生の英語表現です。この授業でもセンター試験対策のリスニングとディクテーションのテストからスタートです。「オーダー」の意味を聞かれた際に、「スターティングオーダー」を例に挙げられていましたが、普段よく聞く言葉でも、いざとなると日本語で正確に言えないものですね。授業の中盤以降は、グループで相談しながらの英作文に取り組んでいました。代表が黒板にグループで考えた答えを書き、どうしてそう表現したのかをクラスのみんなに説明していました。また、その質問に対して感じた疑問を他の生徒が質問していました。どのグループもいろいろ考えて答えを出していることに感心しました。これを繰り返しているうちに自然と英作文ができるようになれそうですね。

 明日は3学年とも遠足です。今は小雨が降っていますが、明日は何とか晴れてほしいですね。ということで泉陽生の皆さん、今日は寝る前にテルテル坊主を作らなければいけませんね。(2-10の皆さん、これも迷信ですか?笑)