５月22日（木） ＡＭ
職場見学の３日め。本日は「ダイキンサンライズ摂津」様を見学させていただきました。「ダイキンサンライズ摂津」様は、創立32年めを迎える特例子会社さんです。「業務の主役は障がい者」を掲げ、経済的自立や社会貢献を基本方針として200人以上の障がいのある方が働いており、本校の卒業生も複数名お世話になっている企業さんです。
このように歴史と実績のある事業所さんにあって特に注目したいのは、それぞれの障がいや従業員の特性に合わせた環境を整えていらっしゃるところです。ランプの点灯に従ってピッキングしていく工夫や、ラベルを貼る際にゆがみのないようにする治具、ＡＩによる検品など、随所で作業方法の改善が図られていました。またその工夫自体も従業員が発想を会社に提出し、採用されると賞与をいただけるとのことで、働く人のモチベーションを高めているとうかがいました。さらに、新入社員歓迎会やバーベキュー大会、盆踊り、社員旅行と、社員が親睦を深め、働き続けることができる環境づくりにも取り組んでいらっしゃいました。もう一つ。「キャリアアップ」の制度があり「可能性がひらけている」ところもとても魅力的でした。
見学後には質疑応答の時間を設けていただきました。生徒からの「今のうちに身につけておいた方がよいことは何ですか？」の問いに「生活リズムを整え、休まず学校に行くことです。」とアドバイスをいただきました。
生徒たちは、本日も真剣にメモを取り、説明に聞き入っていました。本日午後と明日は事後学習。お礼状の作成を含め、しっかりと振り返りを行い、これからの授業や職場実習に生かしてほしいと思っています。
「ダイキンサンライズ摂津」の皆さま、本日も貴重な機会をご提供いただき、本当にありがとうございました！