3/6 卒業式(高等部)挙行

本日本年度の高等部卒業式を挙行。40名の卒業生の皆様に幸あれと心から声援を送ります。当日の式辞を掲載します。

 

祝電一覧.JPG平成二十六年度 吹田支援学校 高等部 卒業式 式辞

 いよいよ卒業の日がやってきました。今、卒業証書をお渡しいたしました、四〇名の皆さん、高等部ご卒業おめでとうございます。ご来場の保護者の皆様はもとより、教職員一同、本当に嬉しく思っております。

 卒業生の皆さん。皆さんは、この吹田支援学校でいろいろなことを学びました。本年度赴任した校長自身も一部の皆さんに「出産費用はどれくらい?」「サガルマータってどんな山?」等々、少々難しい話をさせていただきました。又皆さんは運動会や学習発表会等では、自分の力を出し切る大切さや人前で発表する難しさも学び、そして十月の修学旅行では素敵な想い出を共有したことと思います。

 それら一つひとつが、これからの皆さんの生活の中で役に立つことでしょう。皆さんの進路先は様々ですが、どうかこの学校で学んだことに自信を持ち、自分の進む道を楽しみ、極めてくださいね。

 皆さんが、これからの出て行く社会の中で、自分の花を咲かせることを心から願っています。

 さて、本日本校高等部卒業式にご臨席のご来賓の皆様方、関係機関の皆様方、ご多忙の中ありがとうございます。又平素からの本校の教育活動へのご理解とご支援に対しまして、この場をお借りいたしまして、厚くお礼申しあげます。

これまで様々なご苦労を乗り越えられ、我が子を支え育まれてこられた保護者の皆様におかれましては、重ねて心から敬意を表します。どうかこれからも卒業生を含め、本校への温かいご理解とご支援をお願い申しあげます。

 最後になりましたが、卒業生の皆さんにとって吹田支援学校は母校です。これからも機会があれば元気な姿を見せてください。皆さんのこれからの、進路先でのご活躍と幸せを、教職員一同いつまでも願っていることを申し添え、式辞とさせていただきます。

平成二十七年三月六日  大阪府立吹田支援学校 校長  奥野 喜之