12月16日に槻の木高校で、高槻・島本地域の府立学校の今年採用された新任の教員を対象とした研修（校長会主催）を行いました。
テーマは「はじめての担任」。前半部分は私が担当し、クラス担任の役割として「リーダー」「カウンセラー」「メンター（人生についての助言者）」「アナウンサー（正確に学校からの連絡事項を伝える人）」「スクリプター（さまざまな書類の作成者）」の5つをあげました。講義だけではなく、参加者によるディスカッションや、アイスブレークとしてゲームを行うなどして、あっという間に2時間が過ぎました。
後半の1時間は、本校の1年担任教員がグループに入って、参加者からの質問に答えるという形式の研修を行いました。参加者はもとより、質問に答える本校の教員にとっても良い刺激になったと思います。
大阪の府立学校の教員の年齢分布は二極化しており、とりわけ教職経験年数の少ない教員の育成は大きな課題です。槻の木高校では、スキルアップ研修という名称で、新採3年までの教員を対象とした校内研修を行っていますが、今回のような、学校の枠をこえた研修においても、お手伝いをしていきたいと思っています。
