今日から授業が始まりました。
本校は２学期制ですので、始業式とは言わず、全校集会と呼んでいますが、１限目に集会を行い、生徒全員を前に次の話をしました。
「私は、１月３日に５年ぶりの高校の同窓会に出席しました。卒業から３５年が過ぎましたが、高校時代に戻ったように有意義な時間を過ごしました。槻の木生のみなさんも、今築いている友人関係は、卒業後も続くものですから大切にしてください。」
「冬休みの期間に、青色発光ダイオードでノーベル物理学賞を受賞した中村修二先生の教育に関する著書を読んだり、iPS細胞でノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥先生の対談番組を見る機会がありましたが、両氏が共通して、日本人に求められる力として挙げられたのが、プレゼンテーション力と英語で伝える力でした。現在の大学入試制度では、これらの力を高校時代に十分に身につけることは難しいという課題もありますが、将来を考える上で心に留めておいてください。」
「３年のみなさん、センターテストまであとわずかですが、入試というのは緊張するものです。どうか、深呼吸をして心を落ち着けるなどの余裕をもって挑んでください。健闘を祈っています、」
「１．２年のみなさん、今の３年生に比べ学習時間が短いというデータが昨年の秋出ましたが、その後、１日勉強会など積極的に活用する生徒が増えていると聞いています。どうか、先輩である３年生を上回るように学習時間をしっかり確保するよう期待しています。」
登校時のようす①（校門で教員が出迎えます。）
登校時のようす②（下足室へ向かいます。）