9月10日(金) 文化祭開会式

   生徒会長の塩治さんの「このコロナ禍での文化祭をよいものにしよう」という力強いメッセージに教室からの大きな拍手が生まれました。まさしく"自分たちの行事を自分たちでマネジメントする、生徒が自分たちで学校を作っていこうとする姿勢を目の当たりにした瞬間"でした。生徒一人ひとりの心に届く言葉がすべてを表していましたので、「開会に寄せる校長の言葉」の前段は割愛し、以下後段の部分だけご紹介します。

   一人、ひとりの目の前の一瞬の時間は、意味も重みもきっと違うだろうけれど、耳をすませば、目を凝らせば、心を研ぎ澄ませば、文化部のみなさんが時間をかけ、磨き上げて出品し展示された数々の作品、クラスでものを作りながら交わす友達との会話、舞台で発するセリフの一つひとつ、背景の壁紙の色合い、お客さんとして教室を訪れる友達の一つひとつの表情さえもきっと一生心に残る何かになりえるものだと思います。体調がすぐれず今日一緒に時を過ごせない友達に思いを馳せながら、「文化祭を開催できてよかった」という感謝の思いと言葉が行き交う2日間となることを願い、祈り開会の言葉とします。

   今日は最終日です。一つでも多くの、そして一人でも多くの人に ~ 一瞬を一生に ~ 感じる瞬間が訪れますように!