今日は、40期生の3人の生徒と話しをする機会がありました。放課後に話をした二人には高校時代の思い出について尋ねました。二人とも高校一年の文化祭での大型制作物への取組が心に残っていると生き生きと話をしてくれました。
みんなで話をし、試行錯誤を重ね、作品ができあがる。そのことだけでも貴重な体験。その上に文化祭当日に訪れた人たちが列をなして、自分たちの作品を楽しんでくれた。その姿に心動かされものづくりの素晴らしさを知った。また、製造過程で友達と話をしながら意見をすり合わせることや、想いを伝えることの難しさ、大切さを感じる機会を得、コミュニケーション能力が培えたなどのお話をしてくれました。
芥川高校の生徒のみなさんが、まさに同じような体験をして明日を迎えようとしているのなら、まさしく今回の文化祭のテーマ「LIMITBREAK~一瞬を一生に~」の体現に他ならないと感じています。
今朝早朝、忙しい中を生徒会長の塩治さんがパンフレットを校長室に届けてくれました。テーマについて質問をしたところ、各学年の生徒にとって、1年生にとっては1年生の、他の学年の生徒にとっては他の学年の、この文化祭は一生に一回しかないもの。だから目の前の瞬く時間を、生涯の思い出になるような瞬間にしてほしいという思いで ~ 一瞬を一生に ~ というテーマを選んだという話をしてくれました。この状況のなかで文化祭を開催できている、このことがすでにLIMITBREAKです。一人、ひとりの目の前の一瞬の時間は、意味も重みもきっと違うだろうけれど、耳をすませば、目を凝らせば、心を研ぎ澄ませばきっと一生心に残る何かを手に入れることができると思います。ぜひ、「開催できてよかった」という思いと言葉が行き交う2日間となりますように!
「願い」「祈り」「理想への螺旋階段」をみんなで昇ろう!