過去からの贈り物!

  

 8月末のブログの「自然からの贈り物!」の中で、大王松から届けられた松ぼっくりをご紹介しました。30周年の記念誌の中で、「大王松(当時樹齢25歳)の作る大きな松ぼっくりを見てみたい」と書き記されていたコラムの作者、高井広司先生から先日お電話をいただきました。大きな松ぼっくりを目にしたことは何よりうれしかったけれど、その記事や出来事も大事にする芥川高校に喜びを感じるとお伝え頂きました。記念誌を作るにあたって様々な人や出来事と出会ったことなどを述懐されました。

  先生の編集後記に「この10年で教育環境が大きく変わりました。空調機器が入り全学年分離机になりました。情報機器も整備されインターネットを利用して世界の情報を瞬時に受け取ることができるようになりました。環境の変化に対応して授業の改善は多くの教科で行われていますが、環境整備は『学ぶ』意欲が湧く教育の手段としてまだ不十分です。『いつでも・どこでも・だれでも』ユビキタス社会は学校でこそ必要です。」と記されました。12年の時を経て、まさに今、考えなければならない命題を投げかけていただいた言葉です。一本の電話での暖かいお声がけで多くのことを受け取りました。お心遣いありがとうございました。