未来につながる

 11月4日(木)。1年生(42期生)に教育(高校教員・保育士・大学教授)、福祉・介護、医療(看護・薬学・歯科技工・臨床心理)、営業・旅行、衛生・美容、マスコミ・新聞、スポーツの12分野で活躍されている卒業生を中心に、本校にかかわりのある方々をお招きして職業別ガイダンスを行いました。

 職業の専門的なお話はもちろんのこと、社会人として働くための心構え、「自分で考えて自分で行動する。臨機応変な対応が求められる」「サービスを提供してお金をもらう。『わかりません』は勤務後3か月まで」等のお言葉や、医療現場の当事者にしかわからない喜びや悲しみをお伝えいただきました。高校1年生にとってはまだ小さな点くらいしか見えない遠くにある未来、その未来を同じ校地で学んだ先輩方やこの学校でお世話下さっている身近にいる方々からお話しいただいたことでより具体的かつ実際的な像を獲得する第一歩になったことだと思います。

 先輩方からいただいた未来につながる襷を数年から数十年後に42期生の皆さんが講師として芥川高校生に手渡してくれるのを楽しみにしています。