5月31日(火)富田林市立東条小学校

富田林市立東条小学校では、今年度の研究テーマを「自ら学び、自ら考え、生き生きと行動する子をめざして」~基礎的・基本的な学力の向上とそれを活用する力の育成~とし、算数科を重点教科として研究を進めていきます。内容は、本校児童の学習実態を考慮して、特に数量関係の領域に重点をおき、算数的活動を一層充実させ、基礎的・基本的な知識・技能を定着させるとともに、児童が考え、判断し、表現する力を発揮し、学ぶことの意義や楽しさを実感できるような授業をめざします。

531日(火)、第1回校内研修会に、府教育センター授業力向上指導員を講師として「指導法の工夫改善~これからの算数教育について~」と題して、講義がありました。

新指導要領のねらい・重点内容、算数科の目標からみた指導のポイント、算数科における基本の考え、算数的活動を通してどのような力を児童につけていくことをねらっているのかなど、これからの算数教育のもとになる話を分かりやすい説明がありました。また、算数科の4領域、特に本校の研究の重点領域である数量関係についてどのように指導していくか、具体的な実践事例をあげての説明や、学力とは何か、授業の中で教師はどのような手立てをとれば児童の思考を深めていくことができるのか等の講師の話に、教職員は熱心に聞き入っていました。これから授業研究をするにあたって、一筋の明かりが照らされたような講義内容でした。

次回は、825日に「授業づくり」と「校内研修のあり方について」さらに詳しい講義があり、10月の低学年、1月の高学年の研究授業に向けた質問に助言を受ける予定です。