12月5日(月)八尾市立上之島小学校

八尾市立上之島小学校では、今年度の研究テーマを「基礎学力の定着と活用力の育成」として、算数科を中心に校内研究に取り組みました。新学習指導要領完全実施に伴い、算数科における活用力(思考力・判断力・表現力)の育成方法を深めるため、今年度も府教育センターによる校内研究支援を活用し、校内研究の充実を図りました。

 5年「四角形と三角形の面積」、3年「□を使った式」、2年「はこの形」の単元で研究授業を行いました。授業では、活用力(思考力・表現力)の育成を図るために、具体物やICT機器を活用したことが言語活動の活発化につながり、授業の改善を推進することができました。

また、研究討議会では、全教職員によるグループ討議で意見交流し、理解を深める指導のてだてや表現力を育成するてだてについて話し合いました。S-T分析や振り返りシートを活用して、児童が考えたり、言語活動を行ったりする場面の時間配分が、十分に確保されていたか等を検証しました。今後の授業づくりの方向性が明らかになり、有意義な研究討議会となりました。