2月16日(木)千早赤阪村立中学校

千早赤阪村立中学校では、平成24年度から始まる新学習指導要領完全実施を踏まえて、今年度の校内研究テーマを「言語活動の充実」としています。生徒の自立への意欲と自信を育むために、各教科でどのような取組ができるか、特に、授業づくりを中心に研究を重ねてきました。また、本村では幼小中一貫の英語教育に取り組んでおり、コミュニケーションを重視した表現活動についてもこれまで以上に研究を進めています。そうした中で、習熟度別学習にも取り組んできた英語科を中心に研究授業を実施しました。

夏季休業中には府教育センター指導主事を講師として、校内全体研修会を行いました。「授業づくりのポイント」、「校内研究のありかた」、「授業の構成、てだて、工夫」というテーマで、授業づくりを中心に意見交換を行いました。教師主導から生徒主体の授業への変革、そのためには、生徒の実態を把握し、主体的に学習に取り組む態度を養うことが重要で、生徒が互いに教え合うことが効果的だと学びました。「教えたい事から生徒の学びたい事へ」が印象に残りました。

2月16日(木)の研究授業当日、2年生は緊張しながらも基礎コースと応用コースそれぞれで、表現活動を中心とした授業に取り組みました。授業後の研究討議会では、「学び方を学ぶ」、「授業の目標、ねらいの明確化」等を始めとして、習熟度別指導における机の配置など、授業づくりについて、かなり深まった意見交換を行うことができました。今後も「言語活動の充実」を中心に生徒の主体的な学習をサポートする授業づくりに取り組んでいきます。

 

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