2月17日(金)熊取町立南小学校

2月17日(金)、熊取町立南小学校において、「伝え合う力を高め、生き生きと学習に取り組む子どもの育成」という研究主題に沿って、6年生の国語科の研究授業を行いました。南小学校は、「話すこと・聞くこと・書くこと」を中心とした国語科の効果的な授業づくりをめざして、人と人をつなぐ「言葉」を大切に、校内研究に取り組んできました。

 研究授業は、卒業をひかえた6年生の子どもたちが、これまでに経験した忘れられないできごとや、今、考えていることを文章で表現する、「自分を見つめて書く」という単元で実施しました。効果的な授業構成として、観点表を基にした推敲、赤ペンを使ってのアドバイスの書き込み、4人グループによる意見交流を行いました。

 研究討議会では、教職員が授業を参観する際に使った評価シートを活用し、2つの観点を討議の柱にして意見交換を行いました。教職員からは、「観点表の観点が多かったので、全てをチェックすることは難しかったのではないか」、「赤ペンによる書き込みは、慣れていなかったせいか、チェックされる側に少し抵抗があったのではないか」、「推敲し合うためには、もう少し交流の時間をとった方がよかったのではないか」、といった具体的な意見が出されました。講師である府教育センター指導主事からは、本時の目標・子どもの実態から見た意見、伝え合うために大切にする点についての助言がありました。

 

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