12月7日(水)高石市立取石小学校

高石市立取石小学校では、今年度、「言語活動の充実」をテーマに校内研究に取り組んでいます。府教育センターによる校内研究支援を活用した第1回目の校内全体研修会では、それぞれの教職員が日頃感じている課題を話し合い、課題の共有と授業改善の観点を確認しました。授業づくりにおける共通の観点として、「じっくり考える場面」と「少人数で話し合う場面」を取り入れていくこととしました。また、研究授業後の研究討議会では、共有した観点をもとに話し合い、全教職員で研究を深めています。

 11月には、事前授業参観、指導案検討会に指導主事が来校しました。授業の「少人数で話し合う場面」では、他の児童の発表を聴いて、自分がはじめに書いた考えを消してしまい、他の児童の意見を書き写す児童が多くいたことから、「単に、考える場面や話し合う場面を入れるのでなく、自分の考えを大切にしながら相手の考えを受け入れたり、学び合ったりしていく話し合いを大切にしてはどうか」との示唆がありました。

授業者は、助言されたことを日々の授業づくりに活かして、日ごろの声かけを工夫したところ、クラスの雰囲気が変わり、学習意欲が高まりました。12月7日(水)の研究授業も大成功でした。声かけ一つでクラスが変わることを教職員全体で実感しました。今年度学んだことをこれからも実践して、本校の子どもたちの自尊感情をしっかり育てていきます。

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