12月4日(火) 泉佐野市立長南小学校

泉佐野市立長南小学校では、「ききとる力をつける授業づくり」を研究テーマとし、「話し手を尊重し、話の中心をききとる力を育成する授業を作る」ことを研究目標に据えて研究推進をしています。

 長南小学校1年生では、「友達の意見は宝物」を合言葉に継続した指導を続けています。12月4日(火)、1年生の国語科「ずうっと、ずっと、大すきだよ」の単元の研究授業が実施されました。授業のユニバーサルデザインとして、タイムテーブルを明記したり書画カメラを活用したりと、どの子にもわかる授業の工夫をしていました。「きき方の型」や「発表の型」も活用し、学習規律の定着にむけた取組も見られました。

 研究討議会では、改善点や学習の手立てについて活発な話し合いが行われました。また、討議の柱として「自分の考えをノートに書く時間を確保し、発表させることは、友だちの意見に興味をもち、きくことができる手立てとなっていたか」についてグループに分かれ、KJ法を使って研究討議を行いました。大阪府教育センターの指導主事より、発問の工夫や「話す・聞く・書く」の相関関係、児童に興味関心を持たせることについての問題提起をいただき、討議が深められました。ICTの活用や視覚的な支援の仕方についてもご助言いただき、有意義な討議会になりました。

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