9月17日(木)~18日(金)に、高等部2年生は宿泊学習に行きました。
行き先は、吹田市体験交流センター「わくわくの里」と、エキスポシティでした。
1日目、登校後に学年で集まると、宿泊学習の歌を歌いました。
歌で気持ちを一つにすると、スクールバス3台に分乗し、学校を出発しました。
晴れの良い天候の中、中学部・高等部の生徒たちに見送られ、にこやかに出発しました。
バスの中では、一人ひとりが思い思いに過ごしました。
車窓からモノレールや新幹線が見られて、目を輝かせている生徒もいました。
わくわくの里に着くと、入所式をしました。
係の生徒が大きな声で「よろしくお願いします。」と言うと、
後に続いてみんなで声を合わせて「よろしくお願いします。」と言うことができました。
その後、屋根つきの野外スペースで、おうちから持参したお弁当を食べました。
野外で食べるお弁当は、格別においしそうでした。
食後は、杉焼き板クラフトの活動で、壁飾りを作りました。
杉の木をバーナーで焦がし、新聞紙で磨き、マーカーで色を塗る、という手順なのですが、
バーナーを使う作業は特に安全に注意を払う必要があるので、真剣な表情で作業に取り組みました。
多くの生徒が、バーナーで杉の木が焦げていく様子に、興味を持っていました。
新聞紙で磨くことで焼き板の風合いが良くなることも興味深く、
丁寧に磨き作業を行っている生徒もいました。
マーカーで思い思いに色を塗ったり絵を描いたりし、最後に金具とヒモを付けて完成させました。
完成した壁飾りを見て、とても嬉しそうにしていました。
杉焼き板クラフトの後、クラスごとにお風呂に入りました。
少人数でゆったり大きなお風呂に入って、とても気持ち良く汗を流すことができました。
入浴後は、前半・後半に分かれて、食堂で夕食を食べました。
ご飯やお味噌汁がとてもおいしくて、ペロリと平らげていました。
食後は、広場に集合して、みんなでキャンプファイヤー。
普段は中々見られない炎のきらめきを見て、みんな笑顔があふれていました。
クラスの出し物として、ダンスやクイズをして、大いに盛り上がっていました。
キャンプファイヤーの後、22時には消灯・就寝をしました。
2日目は、6:50に起床をして、着替えなど朝の支度を済ませると、
広場で朝の集いをし、ラジオ体操をして体をシャキッと起こすことができました。
朝の集いの後は、前半・後半に分かれて、食堂で朝食をとりました。
朝の食事も、とてもおいしくいただくことができました。
食事の前後には、荷物整理や部屋の掃除をしましたが、
掃除機がけがとても手際よく上手な生徒もいました。
退所式では、係の生徒が代表で前に立ち、みんなで「ありがとうございます。」と
感謝の気持ちを伝えることができました。
お世話になった「わくわくの里」を後にすると、2日目は観光バス2台に乗車しました。
観光バスはとても大きく、その乗り心地に嬉しそうな生徒もいました。
観光バスが出発すると、次はエキスポシティへ。
エキスポシティに到着すると、集合写真やクラス写真を撮影しました。
そして、昼食を食べにフードコートに行きました。
事前学習でも考えていた通りに、1200円の予算で買い物学習を行いました。
注文をする、お金を出す、おつりを受け取る、商品を受け取る、返却する、という流れを
それぞれが上手に実践することができました。
自分で注文した料理を、みんなおいしそうに食べていました。
中には、四川担々麺を初めて注文し、その辛さに驚いている生徒もいました。
昼食の後は、観光バスに乗って学校に帰りました。
帰りのバスの中では、疲れて眠っている生徒も多くいました。
この2日間の宿泊学習で、楽しい思い出ができたのはもちろん、
時間を守ることや、集団行動についても多く学んだと思います。
今回の経験を、来年度の修学旅行につなげられると良いですね。