5月2日(金)に、全校生徒が一堂に会して生徒総会と新入生歓迎会が開かれました。今年度の生徒会行事が原案通り提案・可決され、6月6日(金)の体育祭に向けての準備が開始されています。生徒総会に引き続き開催された新入生歓迎会では、クラブ紹介・クラス紹介が行われました。たとえば、昨年度全国大会にも出場した剣道部は部員の卒業で一時的に部員ゼロとなっていることを顧問手作りのパワーポイントで訴えかけました。(その後すぐに3名の入部員希望者が現れたとのことです。)クラス紹介ではLHRの様子が映し出され、「進級のコツは?」という生徒会役員の問いに対して、「休まず来ること」と即答した3年生の姿に、大きくうなづいた仕事着姿の生徒が見えました。
映像を用いて生徒の興味を引くような工夫が随所に見られたのは、本校のICT化の進み方を示しています。また、舞台上での生徒に混じった教員のパフォーマンスには、生徒との距離の近さを感じました。この近い距離感に支えられている生徒もいるでしょうし、一方我われ教員の側でも同じく働く仲間・自立した社会人として生徒に接する必要もあると思いました。
生徒たちは多様な業種・いろいろな形態で働いているのですが、ある時校内を巡視していると、実習の授業の後、廊下に出てきた生徒の何人かが疲れ切った顔をしているように見えました。担当の先生に様子を確かめると、「授業を緊張して受けていますから」ということでしたが、「夜はどうしても集中力や反応が鈍くなるので、生徒の状況に特に気をつけるようにしています」とのことでした。本校において生徒のけがは、その影響が生徒個人にとどまらないかもしれないことをも考えるにつけ、安全の確保に向け職員会議で更なる取り組みをお願いしたところです。