~目的であり、同時に結果であること~
6月13日(金)に、今年度第一回目の学校協議会が開かれました。川口雅夫会長様をはじめ、委員の方々には貴重なご意見を賜りました。学校からは、まず私が本年度の学校運営に関して、「平成26年度学校経営計画」を基に、めざす学校像から中期計画、評価指標の説明をしましたが、委員の方々との意見交換を通じて、この実現には生徒と教職員の間に信頼関係を構築しなければならないと考えました。
例えば、丁寧な授業・わかる授業を通じて生徒の信頼を勝ち取ること。生徒指導についても、なぜ指導を行うのかを丁寧に説明して生徒が心から自己のあり方を反省し改めるように導くこと。多様な行事についても、生徒と教職員とが一緒になって作り上げること。互いに挨拶をすること等など。これら日々の教育活動を通じてしか実現できないのが、信頼関係の醸成です。目的ではありますが、結果としてしか現れて来ないのが、人と人との信頼関係です。今年度、生徒たちの授業態度が良い、静かに前を向いて聞いてしっかりノートしていると先生方が言います。また、懲戒件数も激減しています。生徒と我われとの信頼関係が、徐々に芽吹いている結果だと言っては早計でしょうか。