正月三が日も終わり今日から仕事再開ということで、朝から冬休みの宿題である後期中間考査の「振り返りシート」の点検に勤しみました。
今日も「完璧」の「璧」を「壁」と書いているのだとか「復習」の「復」が「複」になっているもの、「問題集を2,3周やる」の「周」が「週」になっているもの、「80点台」の「台」が「代」になっているものなどを直していましたが、気になったのが下の「徹」の字。
字の右側の「攵(のぶん)」が「久」になっているのですが、こう書く生徒が少なからずいます。「のぶん」は「ノ」と「文」からできており小学校でも4画の部首だと習っています。だから「久」と書くと3画になり、試験などでは明らかに間違いだと判定されます。
上のは微妙な感じでしょうか。厳しい方なら×にされるかもしれませんね。いずれにせよ生野生の皆さん、「久」ではなく「攵」ですから間違って覚えている人はきちんと覚え直しておいてくださいね。
直そうとして少し悩んだのが上の「難しい問」。私は普段例外なく「問い」と書くのですが、念のために下の「文化庁」のホームぺージ(このページはとても役に立ちます)で調べると、「読み間違えるおそれのない場合は,次の( )の中に示すように,送り仮名を省くことができる。」の中に「問い(問)」とありました。いや、きちんと調べて良かったです。生野生の皆さんも「仮名の遣い方や送り仮名の振り方、外来語の表記は内閣告示や内閣訓令で決まっている」と覚えておいてくださいね。
そんなこんなで、とりあえず先生方から今日までにいただいた「振り返りシート」の点検もすべて終わり、冬休みの宿題が一つ完成しました。おかげさまで年末に掃除できなかった机の上が久しぶりにきれいになりました。(笑)
「振り返りシート」点検の合間を縫って、9時半ごろに書道部の活動の様子を見学に行きました。
今月26日から大阪市立美術館で「大阪府高等学校書道展」が開催されるのですが、そこに出品する作品の制作に取り組んでいました。私の素人目から見てカッコいいのやら美しいのやら楽しいのやらいろいろありましたが、作品についてはまた展覧会に行ってからご紹介したいと思いますので、今日は様子だけチラ見せにしておきます。(笑)
書道部の皆さん、展覧会楽しみにしていますので頑張ってくださいね~!