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今日は3年倫理の授業見学とSSH特別講義、探究Ⅰ講演会です!

今日の1限目は3年生の倫理の授業を見学に行きました。今日のテーマは「ブッダの思想」で、ブッダの生涯や人物像、悟りの内容について勉強していました。「諸行無常」のところで平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」に触れられていましたが、多くの生徒は仏壇の鐘を「チーン」と鳴らす意味知らないのでしょうね。また煩悩の話の中で除夜の鐘が何回撞かれるか質問されていましたが、108回撞くことや108が人間の煩悩の数であることもほとんどの生徒が知らないようでした。いつも感じることですが、年を追うごとに歴史や古典の授業がどんどん困難になっていきますね。あと、「スジャータ」もみんな知りませんでした。(笑)

午後1時30分から探究Ⅰ講演会を兼ねたSSH特別講義を行いました。ご講演くださったのは大阪教育大学の尾崎准教授です。「ICT×教育--情報教育の未来を見据えて」というテーマで、世の中の流れと国の方針、教科「情報」の最近、プログラミング的思考をもとにした論理的思考の考え方についてご講義くださいました。お話の中で、簡単で楽しいプログラミングが体験できるソフトのご紹介などもあったりで、私のような年配者だけでなく、生徒たちにとっても新たな発見となる内容がたくさんありました。尾崎准教授、今日のお話をお聞きして生徒たちも具体的なゴールにたどり着くために必要な「論理的思考」とは何なのかが分かったのではないかと思います。本当にありがとうございました。

3時15分から最後の探究Ⅰ講演会として昨年度も「ジェンダー」の講師を務めてくださった相川さんが、今年は「貧困」をテーマにガーナでの海外青年協力隊員としてのご自身の経験を語ってくださいました。日本の常識が世界の常識でないこと、遠く離れた海外の人々とのつながり、人に感謝される喜びなどについてお話しくださいました。今日のお話をお聞きして、生徒たちにもぜひ将来海外に出て、違う文化の中でいろんなことを経験をしながら、多くの人の役に立てる大人になってほしいと思いました。

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今回の探究Ⅰ講演会は「エネルギー」を除くすべての講演をお聞きすることができましたが、改めて世界はつながっていること、日本は特別恵まれた国であること、そういう国でいきているからこそ世界で困っている誰かのために何かしなければいけないことを教えられました。1年生のみんなはどう感じたのか、また感想を読ませてもらうのを楽しみにしています。とりあえず何でもいいので、何か実際に行動しましょうね。

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