今年度本校では、生野高校が持つ教育力を地域に還元すべく、旧7学区と堺市美原区の全小中学校に出前授業の案内をお配りしています。
というわけで今日の午後、「運動会に向けて子供たちが速く走れるように指導してほしい」とのご要望をいただいた羽曳野市立西浦東小学校で、本校体育科教員で陸上部を指導しておられるS先生と陸上部のリレーチームのメンバーが出前授業を行いました。
初めにウオーミングアップとアイスブレイクを兼ねた両足じゃんけんを行い(相手に勝つ・負ける後出しじゃんけん、結構難しそうでした。)、
前を向いて走るのと腕をしっかり振るためのスキップ(コツは歯を見せてにこやかな表情をすることと下を向かずに前を見て走ること、前後に肩の高さくらいまで腕をしっかり振り上げることでした。)、
さらに腕を体側で後ろまでしっかり振るためのバトン振り(体の横を通る時に「ヒュン!」と音が鳴るくらい早く振る。)を行ってから、
大阪総体で4×100mリレーを制した生徒たちによるバトン受け渡し(小学生の皆さんから「速い!」「すごい!」とどよめきが起こっていました。)の実演を行い、
スタートの練習(ポイントはしっかりと集中することでした。)を行ってから、
最後に小学生の皆さんとハンディを付けて競争を行いました。
ハンディ付きでしかも4人で何回も相手しなければいけない疲労もあったと思いますが、終わりの方では高校生に勝つくらい走るのが速い子もいました。
授業が終わってからみんなで記念撮影を行いました。もうこの頃にはみんなすっかり打ち解けていました。それにしてもS先生は小学生に教えるのが上手です。常にユーモアを交えながら、小学生にもよく分かる言葉で説明されますし、何よりも乗せるのがお上手です。また、4人の生徒たちも小学生の面倒をよく見てくれていました。授業中もそうでしたが、記念撮影が終わってからも多くの小学生が5人のところに来て親しみを込めながらお礼を述べてくれました。
羽曳野市立西浦東小学校の児童・先生の皆様、今日は貴重な機会をいただきましてありがとうございました。次の運動会では3・4年生の皆さんが熱い走りで大会を盛り上げてくれるのを大いに期待しています。また何か生野高校でお役に立てることがありましたらご連絡ください!