昼からは搾乳の見学からですが、その前にアブを捕まえる道具を見せていただきました。原材料費はそれほどでもないそうですが、商品は4万5千円で売っているそうです。アイデアがお金になる見本だそうです。
続いて自動で乳牛を回って搾乳する機械を見せていただきました。スマホと連動していてカナダ製だそうです。日本には木島牧場を含めて10台しかないらしく、他府県の畜産農家の方が見学にいらっしゃるそうです。お値段は4千5百万円しますが、自動で搾乳する牛舎を建設するとなると5億円かかるのだとか。いずれにしても結構な設備投資ですね。
続いて一昨日生まれたばかりの子牛を見せていただきました。とても生まれたばかりには見えないくらいしっかりしていました。ひと月もすれば大人の牛と同じ牛舎で同じものを食べるのだとか。動物はたくましいですね。
続いて搾乳を体験しました。最初にやり方を教えていただいてから全員が体験しました。その後、搾乳機で搾るところを見せていただきましたが、すごい勢いでアッと言う間に8リットルほどの牛乳が出ました。
搾乳後に、ここの牛乳を原料にした乳製品が大阪の生協でも売られていることを教えていただきました。見せていただいた生協の広告には確かにご主人が写っておられました。
最後に今日絞ったばかりの牛乳を飲ませていただきました。加工乳と違って、加熱するとたんぱく質が湯葉のように固まって幕を張ります。私が高校生くらいまで、牛乳と言えばこんな感じでしたが。ちなみに生徒たちは慣れていないのか誰もお替りしませんでしたが、私は4杯も飲みました。(笑)
最後に閉校式を行いました。ここでも木島さんから職の安全性についてお話がありました。確かに安価な外国製品も魅力ですが、健康には変えることができません。そういったことを改めて考える機会を与えていただきました。
改めて木島牧場とスタッフの皆さん、今日は貴重な体験ありがとうございました。