今日は京都大学キャンパスガイドに行ってきました!

今日は午後からグローバルリーダーズハイスクール10校合同で行われた京都大学キャンパスガイドに行きました。全員で340名弱が参加しましたが、本校からは50名以上の生徒たちが参加してくれました。これもひとえに生徒たちに参加を働きかけてくださった先生方のお陰です。ありがとうございます。

最初にグローバルリーダーズハイスクールを代表して北野高校の校長先生からご挨拶がありました。

挨拶が終わった後、第1部として京都大学大学院地球環境学堂小林広英教授が「実践的取り組みとその射程ー地域に根差す建築の再生/創生」をテーマにご講演くださいました。この中では、世界各地の伝統的な建築が持つ伝承技術、共同労働、在地資材の3つの要素が生み出すものの重要性と、グローバル化とローカリティをどう共存させるかなど、現代人にとって非常に考えさせられるお話がありました。

また、実際に日本で行っておられるプロジェクトの紹介もありましたし、大学での学びが理系の枠では収まらず、社会学や文化人類学などと連携していることなどをお教えくださいました。今日の講演を聞いた生徒たちはあまり意識できていないかもしれませんが、これこそまさしく本校がSSHのテーマとして取り組んでいる「学際的グローバルリーダーの育成」を地で行く内容でした。

生野高校が育てたいのは、学術探究が社会実装できるものである、つまり実用できるものを探究すること、そしてそれが実際に社会の役に立つものであること、そういう探究活動ができる生徒です。そういう観点で見ると、今日ご講演くださった小林教授はまさに生きた見本(失礼な言い方で申し訳ありません...汗)と言うべき方でした。小林教授、今日は本当に素晴らしいお話を聞かせていただきありがとうございました。改めて心より厚く御礼申し上げます。

第1部が終わってから、京都大学の風景を写真に撮りに行くと生徒たちも記念撮影していましたのでパチリ。(笑)

第2部は理学、生命科学、農学、文学など7つの分科会に分かれ、大学院の学生さんたちからご自身の大学生活や研究内容についてご説明いただきました。私もいくつかの分科会をのぞいてみましたが、中でも一番印象的だったのは「高校までの授業は大人が時間を管理する中での学びだったが、大学に入ってからは自分で時間を管理できる、しなければならない学び」という言葉でした。要は自分次第、大学での学びをこれほど的確に表した言葉はないかもしれませんね。

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第2部を少し早めに出て、京都大学吉田キャンパスのすぐそばにある吉田神社に75期生と浪人している生野受験生の合格祈願に行きました。

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学業成就のお守りもゲットしましたので、また明日にでも進路指導室に持っていきたいと思います。

それにしても秋の京都はやっぱりいいですね。生まれ変わったら絶対に京都大学目指します。(笑)