GLHS合同国内研修2日目その5

午後2時30分から浪江町地域おこし協力隊の石山さんに案内していただいて浪江町と双葉町でフィールドワークを行いました。
最初に震災前2万の人口が震災後6年間0だった双葉町の図書館を訪れました。言われて気づいたのですが、車道と歩道と図書館の間には地震でできた大きな段差ができていました。

双葉町を巡りましたが、東日本大震災後の地震と13年間の風雪で崩れかけた家が何件もありました。また、避難が解除されて新たに建てられた役場など、非常にきれいな建物に復興の息吹を感じました。

続いて浪江町を巡りました。浪江町はまだ全体の15パーセントしか避難が解除されていないそうです。町民の方が避難された諏訪神社や震災遺構として保存されている請戸小学校を見学しましたが、助かった方と被害に遭われた方の運命を分けた点、二度と人の住めない地になってしまった悲しさなどを教えていただきました。

福島第一原発もそうでしたが、ここでも自然が美しかったです。

石山さん、今日は貴重なお話をたくさんお聞かせくださりありがとうございました。生徒たちもきっと災害が起きた時にどう行動すべきか、災害が起きる前に何を準備すべきなのかについて考える大きなきっかけをいただいたと思います。本当にございました。