ここは福島第一原発の廃炉に向けた遠隔技術の開発拠点で、第一原発建屋が実物大で再現されている広大な施設で、高さが40メートル強、ガンダムが出てきそうな大きなシャッターが設置されています。
この中で廃材などの散乱で荒れた所や階段を進める車のリモートを体験させていただきました。
最初にPCでシュミレーションしてから実機を操作させていただきました。ちなみにコントローラーはPS4でした。(笑)
操作する生徒たちの様子を見ていると、真っ直ぐ走らせるのすら難しそうでした。
実機の操作を終えてから再びPCで階段上りにチャレンジしました。さすがにこれは相当難しそうでした。
次に水中ドローンの操作を体験させていただきました。
これはシュミレーションなどはなく、いきなり実機を操作させていただきました。水中のドローンをうまく操作して、水槽の内側に貼られた画像を確認しました。操作している生徒以外はみんなドローンのカメラに向かって手を振っていました。
次にもとの建物に戻って、復興する福島と廃炉へのみちのりについて説明した動画を2本視聴しました。決して早いとはいえませんが、確実に復興する福島と、廃炉に向けて長い道のりではあっても着実に進んでいることが分かりました。
次にまた部屋を移動して、データをもとに再現された事故後の建屋内をバーチャルリアリティシステムを使って体験させていただきました。この画像がとてもリアルで、原発建屋内の様子がよく分かりました。
最後に全員でお礼を申し上げましたが、普通では見られない本当に貴重なものをたくさん見せていただくことができました。楢葉遠隔技術開発センターの皆様、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。