現在は令和６年度入学者選抜に向けた作業の真っ最中で、本校教職員以外は校内立ち入り禁止で生徒たちの顔を見ることもできません。当然ブログもしばらく更新していなかったのですが、久しぶりの更新はいいお知らせです。
今日は京都大学が主催する高校生によるポスター発表「京都大学ポスターセッション2023」が同大学の百周年時計台記念館で行われています。この企画は全国の高校生が日頃の課題探究活動の成果をポスター発表を通じて披露するものですが、これに参加する大阪府代表として本校と大教大付属天王寺高校が選ばれました。午後１時半ごろから発表が始まっていますが、付き添いの先生から本校２年生３名が発表する様子を撮影した画像を送ってくださいました。
発表のテーマは「アントシアニン系色素と金属イオンの関係」で、発表要旨には「アントシアニンは植物の花や果実などに存在する色素である。アントシアニンを構成するアントシアニジンの構造は主に６種類であるがその構造の違いによって色調は様々である。色調は構造の違いや pHの違いに加えてアントシアニン水溶液に金属イオンを加えると変色することが報告されている。異なる化学構造を持つバタフライピー 構造名Delphinidin 、紫サツマイモ 構造名 Cyanidin またはPeonidin において金属イオンを加えた際の発色への影響や水の硬度による発色への影響を明らかにするため本研究を行うことにした。本研究により十分なデータが得られれば発色のコントロールができるようになることが期待される。」と書かれてあります。
Ｍ君、Ｋ君、Ｋ君、発表お疲れ様です。頑張って研究した甲斐がありましたね。大阪府代表に選ばれるなんてすごいことですし、全国の優秀な皆さんの前で発表できる体験なんてなかなかできません。また今度学校に来た時にどんな感じだったか聞かせてくださいね。楽しみにしています！