入梅のころを迎えました。1951年の統計開始以来、近畿地方の梅雨入りは平均して6月6日ころ、梅雨明けは7月19日ころになりますが、年によってまあまあの変動があり、1958年の梅雨入りは6月25日ころであったり、逆に2011年は5月22日ころに梅雨入りして7月8日ころには明けて夏になったこともあります。今年の梅雨入りは少し遅くなるとのこと、雨はかけがえのない恵みの一つですが、災害を引き起こすような集中豪雨がないように願っています。
羽曳野の自宅の周囲では田植えの真っ最中です。夜、網戸にして寝床につくと、ゲコゲコと蛙の合唱が聞こえてきます。幼少の頃はあちこちに田んぼがあってたくさんいた蛙も、随分減ってしまったように思いますが、蛙の声を聞きながら眠るのが、この季節の細やかな楽しみです。
植えられたばかりの苗はご覧のとおり弱々しく感じますが、日々すくすくと生長し、100日もするとたわわに実を付けた立派な稲になります。長期保存が可能な穀物は私達にとって欠かせない食糧、このひょろっとした稲苗の一つ一つが私達の文明を築き支えてきたと言っても過言ではありません。
昨夜から降っていた雨が一旦止みました。先月中頃から咲き始めた紫陽花もぼちぼち花の終わりを迎えています。紫陽花は雨雫にしっとり濡れた感じが趣があっていいように思います。
休日の朝、今日も学校では部活動等で生徒たちが登校しているでしょうが、仕事場から離れて近所の風景を楽しんでいるところです(^^)/