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工芸部門☆授業作品も展示されています~「第75回高校展」

 工芸部門では、1年荻田さんの作品「はつ戀」が展示されていました。

 ゼロから考えて一つの作品を制作する芸術活動は、人間のとても高尚な営みだと思います。その作品は、誰にも真似できない世界でたった一つの価値があります。日常使っている茶碗や湯飲みももともとは全てハンドメイドでした。多くの製品が工業化されて1世紀、簡単に手にすることができるようになりましたが、ハンドメイドしか表すことができない「味」を大切にしたいものです。

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 こちらは28期生「美術Ⅰ」選択者の昨年度の作品「ピーマンの塑像」です。どの生徒の作品もなかなか精巧に作られています。これに色を付けたら、本物のピーマンそっくりになりそうです。

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 こちらは今年度「美術Ⅱ」選択者の作品「こころのかたち」です。みんなバラバラ、いろいろな「こころのかたち」があるのですね。そこがいいところ。同じテーマでもこんなに違うんだということが、集合作品としての展示はよく分かります。

 こちらは、「工芸実習」の授業での制作「木のスプーン」です。どのスプーンも木の味わいがあってとてもいいです。制作者の生徒の名前を見ると、3年ソレイユの山田さん、八尾さんの名前もあって、これがとても上手でいい味わいがあり、感心しました。ともに学びともに育つインクルーシブが着実に進んでいます。作り方を教えてほしいと思いました。

 わずか1時間ほどの滞在でしたが、とても嬉しい気持ちになりました。展示は明日11日までですね。その後は学校で再び展示されることでしょう。ぜひ他の生徒たちにも見てほしいと思いました。有難うございました。