本日、今年度2回めの防災避難訓練をしました。6月に実施した1回めは授業中でしたが、今回は昼休みの時間に設定しました。
昼休み中なので、教室のほか、食堂、図書館、廊下や階段、トイレなど誰がどこにいるか分からない状況で地震が発生した場合でも、私たち教職員はもちろん、生徒の皆が落ち着いて避難し、全員の安否確認を1分でも早く完了することが、今回の訓練の主たる目的です。
「移動開始」の合図と共に、近くにいた人は、すぐにグラウンドに集まりましたが、中央階段に人が集中し、全員の安否が確認できるまで9分40秒かかりました。昼休み中なので先生が側にいることは考えにくく、生徒が自分たちで、けが人を助け、通行可能な経路を確認してグラウンドへ向かうことになります。
全員の安否確認が完了し、保健部長の東先生が、次は津波対策のための二次避難を行うと伝えました。グラウンドは真夏のような暑さです。
今度は先生と一緒に全ての生徒が3階より上に移動しました。
先月8日に宮崎県の沖合を震央とするM7.1の地震が発生し、続いて「南海トラフ地震臨時情報」が発表されました。その後、特に直ちに起きる兆候は見られないと、臨時情報は解除されましたが、この間に生徒や保護者の皆さんや私たち教職員の地震に対する心構えが変わったのではと思います。