引き続き昨日の教育研究大会の様子を紹介します。
メイン会場の多目的ホールでの総合司会は放送部の2人がしてくれました。落ち着いた柔らかな口調でさすが放送部です。
はじめに開会の挨拶をしました。普通科でも専門学科でもない「第3の学科」として総合学科が設置されて30年が過ぎました。本校は平成8年(2006年)度に松原、柴島とともに大阪で初めて普通科から総合学科に改編され、来年度30周年を迎えます。その時は3校でしたが、総合学科への期待とニーズは高く、年々増え続け、現在は大阪府26校、近畿地区64校、全国377校を数えています。
総合学科は、職業科に軸を置く学校や、大学進学に軸を置く学校、学び直しに軸を置く学校など、様々ですが、共通しているのは、多様な選択科目を用意し、生徒のさまざまな夢や希望が実現するようにカリキュラムや学校の仕組みそのものを生徒のニーズに合わせたところです。つまり、生徒一人ひとりを大切にする学びの保障を第一に掲げていることです。そのような総合学科のしくみの中で、生徒たちがいきいきと自分らしく学び、将来に向かって仲間とともに有意義な高校生活を過ごして欲しいと願っています。
来賓として教育庁からも来てくださりました。また、中学校の先生方も見学に来られました。有難うございます。参加された総合学科の先生方には、各校の生徒の発表や展示で得たことを持ち帰り、各校の学びの深化に寄与していただければと思います。