毎週木曜日の3,4時間めは、いろいろな選択授業の中に、「看護福祉」や「スポーツ心理学」、「FP基礎」など特別非常勤講師の先生による2時間連続の授業が開講されています。
4時間めに「韓国朝鮮語文化研究」の授業を見学しました。担当は長年お世話になっている金在永さんです。今日は在日コリアンで韓国の伝統的な楽器「ヘグム」のプロ演奏者である李美香さんをお招きして、ご講演とヘグムの演奏をしてもらいました。
李美香さんは生徒たちへの話の中で、「自分の好きなものに出会い、そこから深めていくこと。私は日本で生まれたけど、韓国朝鮮語を学んで、大好きなヘグムを通して『私だからできること』をしようと思った。それは『韓国の楽器を日本語で教えられる先生』『日本語で解説しながらコンサートができる奏者』になること」だと仰いました。そして、「日本全国にヘグムの良さや素晴らしさを共有できる人たちが1人でも多く増えること」をめざしていると仰いました。
全く仰るとおりです。苦手なことは得意な人に任せればいい。自分の得意なことや大好きなことに突き進み、研ぎ澄ましていけば、きっとそれが「だれかの役に立つ」自分のライフワークとなって、多くの人々を幸せにする一片になることでしょう。「ヘグムが大好きな想い、全ての経験、信念強さ」の3つの揺るがないものを持って、真っ直ぐに生きる李美香さんに敬服しました。
ヘグムの演奏は、この後、昼休みに多目的ホールでの演奏会で披露してくださります。本当にお越しくださり有難うございました。
授業の後半は、韓国朝鮮の伝統ゲーム「ユンノリ」をしました。金在永先生によると、この双六ゲームは7世紀にはすでにあったとのことです。日本では飛鳥時代、こんなゲームはあったのでしょうか。大陸文化の歴史と伝統はやはり凄いなぁと思いました。似たルールのボードゲームを子どもの頃にした覚えがありますが、大人も子どもも一緒に遊べてやみつきになりそうです(^^)/
3年生は韓国朝鮮語文化研究の授業もあと来週1回だけになりました。会話もハングルもできるようになって凄いなぁと感心です。有難うございました。
친구들! 사람해요 또안나요!! (友達のみんな、サランヘヨ。また会いましょう!!)