本日5限にベネッセの方を講師にお招きし、3年生対象の「進路講演会」が行われました。本校では、例年75%前後の生徒が四年制大学に進学しています。総合学科28期生の進路希望調査も同様で、早くから第一志望大学合格をめざして、黙々と勉学に勤しんでいる生徒も少なくありません。
まず「なぜ大学進学か」に対する答えを明確に持つことが重要でず。どの大学でどんな学びができるかよく調べ、自分の将来像と重ね合わせて、目標とする大学・学部を定める。あとは一心不乱に勉学に集中する。最後まで諦めずタフに頑張り続けることができるかどうかで結果は決まります。
生徒達は配付されたスライド資料を見ながら、熱心に講演を聞いていました。目標とする大学・学部が定まったら、どんな選抜方式があるか調べることが必須です。多くの大学では、通常次の3つの選抜方式があります。
【総合型選抜】総合力(意欲・活動歴・学力)面接、小論文、志望理由、エッセイなど
※社会で何をしたいのか、そのために「なぜ」その大学・学部なのか ★専願に注意
【学校推薦型選抜】学力(+学校の成績)個別試験、小論文など
※学校長推薦、基準以上の評定平均が必要
【一般選抜】学力
※国公立大:大学入試共通テスト+個別試験など 私立大:個別試験(共通テストを使うことも)
近年は「総合型選抜」を取り入れる大学が多く、国公立大学でも大阪大学では募集人員の11.2%、大阪公立大では13.9%、京都教育大学では34.7%などと募集人員は大学によってかなり異なりますが、多くの大学で取り入れています。私立大でも近畿大学で25%と総合型選抜を取り入れている大学がある一方で、関関同立は導入せずに一般選抜と共通テスト利用にほぼ限っているなど、いずれにせよ、よく調べる必要がありそうです。
ただ、入試日程を見ると、共通テストや一般入試に向けた勉強が最も脂がのっている時に、総合型選抜が入るので、気をつける必要があると仰っていました。
大学受験に向けて大切な話を分かりやすくしてくださりました。有難うございました。