立夏のころを迎えています。暦の上では立夏(5月5日頃)から立秋(8月7日頃)の前日までが夏。「えっ、もう夏なの?ちょっと早いのでは」と思いもしますが、春夏秋冬は気温(体感温度)ではなく、光で区分されていることを知ると納得です。実際に暑いとか寒いとかを感じるより、ひとあし早く光を感じて季節の移り変わりを認識する、現代を生きる私たちが失いそうな、しなやかで研ぎ澄まされた先人の感覚が、暦には刻まれています。
とはいえ、概ね6月から40日ほど続く梅雨が明けてはじめて「夏が来た」と認識する人の方が圧倒的に多いでしょう。しかし、例えば、大阪の日出・日没は、立夏の翌日の5月6日は5時3分と18時47分、立秋の前日の8月6日は5時12分と18時56分で、昼の長さはどちらも13時間44分。やはり「松が来た」と言ってもよさそうですね。
来週から中間テスト1週間前に入り、体育祭応援團の練習はひとまず休憩します。したがって、それほど練習時間があるわけではありません。生徒達は一生懸命、昨日からグラウンドでの團練ができるようになり、今日も朝早くに集まって練習していました。実際にグラウンドを使っての練習はとても重要です。本番での立ち位置や展開での動きを確認して初めて気づくこともあり、試行錯誤しながら工夫して作品を作り上げていきます。
今年の体育祭はどんな応援合戦を演じてくれるのかとても楽しみです。團長を中心に一致団結、素晴らしい演技を期待しています。