本日、午後1時30分から浪速区クボタホールにて、浪速区制100周年✖EXPO記念事業「なにわっ子音楽会」が開催され、本校吹奏楽部が大活躍しました。
このイベントは、浪速区制百周年✖EXPO記念事業の一つとして、また、併せて法務省が主唱する「第75回社会を明るくする運動」の一環として位置づけられて開催されました。
開会式に続き、大阪府警本部生活安全指導班の方々による防犯教室が行われました。最近浪速警察署の刑事だと騙り、ビデオ電話に切り替えさせて、偽の警察手帳などを見せながら、「あなたは犯罪に巻き込まれている、逮捕状が出ている」などと言葉巧みにでたらめを言い、金銭をだまし取る特殊詐欺が増えているそうです。
午後2時40分、いよいよ「なにわっ子音楽会」の始まりです。オープニングは参加者全員による合唱と吹奏楽です。曲はとなりのトトロの名曲「さんぽ」、中高生の吹奏楽に合わせて、園児や児童、生徒が元気いっぱいに歌いました。会場が大きな拍手に包まれました。
続いて、心和中学校の生徒による合唱「大切なもの」、日東幼稚園&立葉幼稚園の園児による合唱「水遊び」「パンダうさぎコアラ」「ヤッホッホ夏休み」、浪速小学校の児童による「ぼくらの日々」「Smile again」です。子供たちの明るく元気な歌声が会場の人々を優しく包み込みました。
次は、難波中学校、木津中学校、日本橋小中一貫校の吹奏楽部合同の演奏「スキップ、ステップ、ノンストップ」「おもちゃ箱のファンタジー」が披露されました。40人のメンバー一人ひとりの一生懸命に演奏し、その誠実さがダイレクトに伝わってくる演奏でした。
そして、いよいよ今宮高校吹奏楽部の登場です。18名の部員と顧問で指揮者の佐伯先生がお揃いのポロシャツ姿で、「スターライト・ウインク」「魔女の宅急便コレクション」の2曲を演奏しました。
決して大人数ではありませんが、ステージの奥から響いてくるような奥行きと、しなやかな迫力を感じる演奏はお見事、さすが今高生吹奏楽部!という感じでした。
お見事!と感じたのは私だけじゃなかったようです。演奏が終わると会場からアンコールを求める拍手が止みませんでした。予想外の展開に佐伯先生は「あれれっ、どうしましょう‼」という様子でしたが、部員達と一言二言ことばを交わして、オープニングで演奏した「さんぽ」を大トリらしく堂々と演奏されました。
吹奏楽部の皆さん、お疲れさまでした。朝の準備から夕方の片づけまで長い一日を頑張り、立派にやり遂げられました。先生方も有難うございました。
浪速区保護司会をはじめとする浪速区関係者の皆さま、貴重な機会をいただき有難うございました。区内の幼稚園から高校までの子供たちが一緒になって音楽会ができましたこと、とても嬉しく思っています。これからも地域の方々とさまざまな場面で繋がり、共に過ごすことができれば幸いです。