第76回大阪府高等学校美術・工芸展(その1)

 おはようございます。昨日の「公立高校進学フェア」では本校ブースに1300人を超える中学生や保護者の方等に来ていただき、大盛況でした。有難うございます。本校での学校説明会は9月20日(土)に行います。元気いっぱいの今宮コンシェルジュの生徒達がお待ちしています。申し込みは9月1日(月)16時から本校ホームページからできます。どうぞご来校ください。

 さて、7月23日(水)から昨日27日(日)まで、リニューアルした大阪市立美術館天王寺ギャラリーで「第76回大阪府高等学校美術・工芸展」が行われ、本校生徒の作品もたくさん出展されていました。すでに、藤川首席がその様子を「いまみやんの一日」で紹介しています。

 私は、25日(金)朝から観に行きました。ゴッホ展の開催中でたくさんの人が並んでいました。高校展は地下の広々とした4室のすべてを使い、府下の多くの高校の美術部や授業での作品が展示されていました。本校性の作品は3つの展示室に分かれていました。

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 第4室は「デザインテーマ部門課題」の作品集です。今年度のテーマは「明るい未来社会」、万博イヤーの今年に、この先50年後、100年後の未来社会を考え自由に表現する、というものです。本校からは3年生Sさんの作品、タイトルは「彩凛夢」が展示されていました。50年前と言えば、パソコンやスマホの言葉さえなかった時代だったことを考えると、50年後の世界はどんな未来になっているのか、想像もつかないほどです。50年後までに東南海地震や南海地震を経験することになるでしょうが、平和で争いのない国際社会が築かれることを願ってやっみません。課題のテーマどおり、「明るい未来社会」であってほしいものです。

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 第3室では、本校からは、「彫刻立体・工芸」部門に出品したおもに授業での作品が展示されていました。1年次「美術Ⅰ」選択者全員による「ピーマンの塑像」、2,3年次自由選択科目「立体造形」の「ツリーハウス」は、よくみるととても細かい作業がなされていることが分かります。

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 ひときわカラフルなのが、同じく「立体造形」の授業での「きのこ」の作品集。なんと全てカラーガムテープで作られているとのこと。こんなにもたくさんの色があるのですね。

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 きのこ1つ1つはそれぞれ生徒の力作です。一人ひとり丁寧で綿密な作業工程表が書かれたファイルが添えられていました。生徒の創造力とそれを実像に表現しやり遂げる力に感激しました。

 こちらは、2,3年次自由選択科目「生活造形」の「やきものとくらし」の作品集です。カップや器やお皿、花瓶などそれぞれ上手に作られています。このような「立体造形」や「生活造形」はソレイユの生徒も履修していて、いきいきとともに学んで素晴らしい作品を制作しています。