10月になりました。2学期中間考査が2年生は昨日から、1,3年生も明後日から始まり、放課後はあちこちでノートを開いて勉強したり、先生に質問したりする生徒の姿を多く見かけます。
ところで、今年の夏はとても暑いと何度も聞きましたが、昨年も特別な暑さだったと思います。そこで、環境省のデータから、WBGTの統計を取り始めた2006年から昨日までで、WBGTの値が31.0℃以上になった日数と回数をカウントし、次のような図表を作ってみました。
これをみると、昨年と今年の2年間が、以前と比べると異常に暑かったことがよく分かります。例えば、①2006年~2014年の9年間 ②2015年~2023年の9年間 ③2024年~2025年 の3つに区分してみると、WBGTの値が31℃以上の日数の平均は、①6日 ②14日 ③38日、また、毎正時に計測して31℃以上を観測した回数の平均は、①10.7回 ②36.7回 ③110.5回 となっており、①から②へ、さらに②から③へと、ギアを上げながら暑くなり、特にこの2年間は突出して暑い夏になっていたことが分かります。
また、昨年との比較でいうと、31℃以上になった日数は2024年は36日、2025年はさらに4日多い40日になりました。これは梅雨明けが早く、7月早々から中旬にかけて特に暑い日が多かったことと、昨年と同様に9月になっても中旬まで暑い日が続いたことに要因があります。
31℃以上を観測した回数は99回で、昨年より23回少なく、昨年8月4日に記録した前代未聞の34.2℃というような極めて高い値を記録することはありませんでしたが、総じて、今年の夏は、昨年とほぼ同程度の猛暑だったと言えます。
来年はどんな夏になるのでしょう。また、今年の冬は例年より寒くなるとの予報も出ており、極端に暑かったり、寒かったりと、穏やかでないのが気になります。体調管理に気をつけたいものです。