本日、大阪府教育センターにて、自立支援コース・共生推進教室・高等支援学校説明会が開催され、本校もブースを出して説明会に臨みました。

本校の共生推進教室は、近隣にあるなにわ高等支援学校の分教室として設置されています。知的障がいのある生徒を毎年定員3名を総合学科とは別の入試で選抜します。
入学した生徒は、毎週火曜日はなにわ高等支援学校へスクーリングに通い、就労に向けた「職業に関する専門教科等」の授業を受けます。
月・水・木・金の週4日は本校で総合学科の生徒と同じ学校生活を送ります。本校での授業は、他の生徒とともに学び、必要に応じて教員や学習支援員が横についてサポートします。また、週に8~10時間程度は共生推進教室の生徒だけの少人数で授業を受けます。2年生から、週10時間程度は、総合学科の多様な科目の中から、取りたい科目を選んで授業を受けることができます。
本校では、ともに学びともに育つインクルーシブ教育を推進しており、日々の学校生活の中に、ソレイユ(共生推進教室)の生徒を真ん中に、さまざまなイベントや行事を行っています。また、本校の部活動に所属して仲間とともに練習に励んでいる生徒も多くいます。
これらの活動を通して、互いを知り合い、総合学科の生徒は、ソレイユの生徒が困りそうなことがあれば自然にサポートすることが身につくばかりではなく、例えば、ソレイユの生徒が生きることに強かったり、とても優しかったりと、尊敬できる面がたくさんあることに気づかされることがあります。ソレイユの生徒にとっても、総合学科の生徒にとっても、高いに高めあう存在になり得るのが、自立支援コースや共生推進教室の特長だと思います。
今日は、大阪工業大学梅田キャンパスで行われた日本教育会主催の「第50回全国教育大会大阪大会」にスタッフとして一日参加していましたので、残念ながら説明会に参加できませんでしたが、多くの生徒と保護者の方が来てくださったと聞きました。有難うございました。ぜひ見学にお越しください。