第30回全国高等学校総合学科教育研究大会☆分科会

 おはようございます。山口市にて3日めの朝を迎えました。今日はこれから全国の総合学科高校から集まった二百数十名の先生方が5つの分科会に分かれて、それぞれ2校の実践発表と研究協議を行います。

 私は第1分科会【テーマ:「産業社会と人間」「総合的な探究の時間」の指導について】に参加し、⓵埼玉県立幸手桜高等学校、②長崎県立長崎明誠高等学校の実践発表を聴きます。

 幸手桜高校は、キャリア教育に重点を置き、幸手市、幸手市商工会議所、共栄大学との連携協定を結び、インターンシップや高大連携などを盛んに行うなどの地域連携を積極的に取り入れた授業を展開されて、幅広い進路実現を果たされています。

 長崎明誠高校は、1年次のライフプランニング、2年次のキャリアプランニングの学習を礎に、3年次では、一人ひとりが自己の研究テーマを設定し、仮説を立て、調査・実験を通して得られた結果を分析・考察し結論を導き発表する取組みを行い、就職から国公立大学進学まで幅広い進路実現を果たしており、令和2年度にはキャリア教育推進プログラムで文部科学大臣賞を受賞されています。

 両校ともに、本校の「産業社会と人間」「未来探究」を軸とする探究学習の進化と深化に向けて、とても参考になると期待して、これから実践を聴くところです。